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システム構築とは?進め方や開発手法・費用相場について解説

サーバー

業界を問わず業務のデジタル化が進む中、Excel や紙、属人化した手作業だけで仕事を回し続けるのは限界に近づいています。業務量の増加や人手不足が重なると、ミスや対応遅れが発生しやすくなります。こうした課題に対する有効な選択肢が、自社の業務に沿って仕組みを整える「システム構築」です。

業務の流れを整理し、情報を一元管理できれば、生産性や判断スピードの向上が期待できます。ただし、目的や進め方を整理しないまま進めると、コスト増や使われないシステムにつながるおそれもあります。

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目次

システム構築とは企画から運用までを含む仕組みづくりのこと

システム構築とは、業務の課題を整理し、その解決手段としてITの仕組みを企画・設計し、実際に使える状態で運用までつなげる一連の取り組みのことです。単にシステムを作る作業ではなく「どの業務を、どのように変えたいのか」を明確にした上で、現場で継続的に使われる仕組みを整えることが特徴です。

業務フローの整理や関係部署との調整、導入後の運用体制まで含めて考える必要があります。ここでは、システム構築が担う役割と、混同されやすいシステム開発との違いについて解説します。

システム構築の役割

システム構築の本質的な役割は、業務をITに置き換えること自体ではありません。業務全体の流れや情報の扱い方を整理し、無理なく回り続ける形に再設計することにあります。現場の作業負担を減らし、情報共有や判断をスムーズにすることで、属人化やミスの発生を防ぎます。

また、将来の業務拡大や人員変更にも対応できる柔軟性を持たせることもシステム構築の役割です。単発の改善ではなく、業務全体を支える土台を作るのがシステム構築です。

システム開発との違い

システム開発は、設計書をもとにプログラムを作り、テストを行う工程を指します。一方、システム構築は、その前後を含めた全体を扱います。「何を実現するか」を決める企画や要件整理、導入後の運用や改善までが対象です。

そのため、システム開発はシステム構築の一工程と考えるのが自然です。違いを理解せずに進めると、完成しても使われない仕組みになりがちです。

 

システム構築で用いられる主な2つの進め方

システム構築は一度作って終わる取り組みではなく、導入後の運用や将来の業務変化まで見据えて進める必要があります。システム構築では、あらかじめ全体像に合った進め方を選ぶことが重要になります。

工程を順番に進めて完成を目指す「ウォーターフォール型」

ウォーターフォール型は、要件定義・設計・開発・テストといった工程を順番に進め、段階的に完成を目指す進め方です。全体像や成果物を整理しやすい一方、途中で仕様変更が発生すると手戻りが大きくなりやすく、変更対応が難しい点に注意が必要です。

業務内容や要件が比較的明確で、完成形が事前に見えているケースに向いています。後工程での修正が難しいため、事前の整理が不十分だとコストへの影響が大きくなります。

機能ごとに開発と改善を繰り返す「アジャイル型」

アジャイル型は、機能を小さく分け、開発と確認を短いサイクルで繰り返しながら段階的に仕上げていく進め方です。早い段階で一部を使い始められるため、実際の業務に合わせながら調整しやすいのが特徴です。要件が不確実な場合や、フィードバックを取り入れながら改善したい場合に適した手法です。

ただし、全体管理や意思決定の体制が弱いと方向性がぶれやすいため、関係者間の役割分担と判断スピードが重要になります。

 

システム構築の流れと主な工程

システム構築は、目的と範囲を整理したうえで工程ごとの成果物を積み上げていくことが重要です。どの工程で何を行い、どこに注意すべきか把握しておかなければ、後戻りや想定外のコスト増につながります。

要件定義|何を実現するシステムかを整理する

要件定義は、システム構築全体の方向性を決める最初の工程です。業務上の課題や背景を整理し、システムによって何を実現したいのかを明確にします。必要な機能だけでなく、利用する部門や担当者、運用方法、優先順位まで整理することが重要です。

設計|システムの構成や動きを決める

設計は、要件定義で整理した内容をもとに、システムをどのような形で実現するかを具体化する工程です。画面構成や操作の流れ、データの扱い方、権限設定などを整理し、利用者が迷わず使える状態を設計します。業務フローに無理がないか、現場の動きに合っているかを確認することが重要です。

開発|設計どおりにシステムを作る

開発は、設計工程で決めた内容をもとに、実際にシステムを形にしていく工程です。画面表示や処理内容、データの連携などをプログラムとして実装し、設計書に沿って動作する状態を作ります。仕様変更や追加機能が発生した場合は、影響を評価し、関係者で合意したうえで変更管理を行うことが重要です。

テスト|設計どおりに動作するかを確認する

テスト工程は、開発したシステムが設計内容や要件通りに正しく動作するかを確認する工程です。機能が動くかどうかだけでなく、業務全体の流れの中で問題が起きないかを検証します。不具合が導入後に表面化しないよう、実際の利用環境を具体的に想定して確認を行います。

納品・検収|発注内容どおりかを確認し引き渡す

納品・検収は、完成したシステムが発注時に合意した内容どおりに仕上がっているかを確認し、正式に引き渡す工程です。マニュアルの有無に加え、運用開始に必要な準備が整っているかも確認対象です。スムーズに運用を開始するためにも重要な工程です。

運用・保守|導入後も安定して使い続けるための対応を行う

運用・保守は、システムを導入して終わりにせず、安定した状態で使い続けるための工程です。日常的な監視や問い合わせ対応、不具合対応や環境変化に合わせた調整を行います。現場に任せきりにせず、正式な体制を整えておくことが大切です。

 

システム構築の費用相場は種類によって大きく異なる

システム構築の費用は、システムの種類や規模、求める機能、導入形態によって大きな差が出ます。主なシステムごとの費用感の内訳を解説します。

業務支援システムの構築費用の相場

顧客管理や案件管理などの業務支援システムは、導入形態や外部システム連携の有無で変動します。目安としては数万円〜数百万円規模から始まり、カスタマイズ範囲が増えるほど費用が上振れする傾向にあります。

基幹システムの構築費用の相場

会計や販売管理などの基幹システムは、企業活動の中核を支えるため要件が複雑になります。数百万円規模から、要件次第では数千万円〜1億円以上になるケースもあります。

Webシステムの構築費用の相場

予約管理やECサイトなどのWebシステムは、画面数や同時利用者数、決済機能の有無で変動します。目安としては数十万円〜数百万円規模から始まり、大規模なものでは1,000万円以上になることもあります。

アプリ開発の構築費用の相場

アプリ開発は機能や対応OS(iOS/Android)で費用が変動します。小規模は100万〜300万円、中規模は300万〜1,000万円、大規模は1,000万円以上といったレンジが一般的です。両OSに対応させる場合は工数が増え、費用が上がる傾向にあります。

まとめ

システム構築は、企画から運用までを含めて業務の仕組みを整える取り組みです。進め方や工程、費用の考え方を事前に理解しておくことで、無駄な手戻りや想定外のコストを防げます。

横河レンタ・リース株式会社は、法人向けパソコンレンタル・販売、サーバー構築、ITインフラの運用保守まで幅広いサービスを提供しています。システム構築やIT化をお考えの企業さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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